うまいことやるもんですね


 東王座決勝戦はダイジェストしか観てないのですが、山崎以下がイン切って渡邊がカマす福島作戦が大成功。G2決勝戦とは思えない、ラインのワンツースリーフォーでした。伏見が考えたんだそうですね。4人のうち誰も死なないで済むという意味ではいい作戦でした。でも、印象に残っただけに、もう2度と使えない作戦ではあります。


 西王座決勝での近畿勢の作戦は村上が金子を潰して市田が捲るというものでした。今日の福島勢の作戦とは対照的で、どちらがよいとか悪いとかじゃなくて面白異ですね。KEIRIN化じゃないひとつの選択肢として、こういう集団ごとの色をもっとアピールする、言うなれば「プロレス化」というのはどうですかね。孤軍奮闘するベビーフェイス村上VS数にものを言わせる福島軍団みたいな。でもプロレス自体が斜陽ですしねえ。公営博打としての性格上ハッスルみたいには開き直れないですし。