Google Trendsで遊んでみたら

 
 グーグルでの検索数が調べられるGoogle Trendsで遊んでみました。選手名を入力しても、"do not have enough search volume to show graphs."と言われるばっかりなので…まあ英語版サービスなので仕方のないところはあるのですが、端的に"keirin"と入れてみました(こちら)。


 オリンピックの時以外、ほとんど興味を持たれていないのがよく分かります。国別ではオーストラリアとオランダが日本に続いています。グーグルの国別シェアとか他の要因もいろいろあるでしょうけど、英仏独より上位に来ているのが興味深いですね。


 グラフの比較もできるようなのでこんなグラフ(こちら)を作ってみました。
青:競輪 赤:競艇 黄:競馬


 どの博打も年末にドーンと数字が上がっていて分かりやすいですね。しかし、グラフの縦軸を見た目通りに受け取っていいかどうかは分かりませんが、検索数では競艇が競輪に圧勝していることが分かります。競艇は競馬を追い越している瞬間すらあります。売上げベースでは競輪と競艇ってそんなに差はないんですけどねえ*1。ということは参加人数もたいして変わらないと思うんですけどなんででしょう?客以外で興味を持つ人が競艇のほうに多いのか。ネットで情報を調べる、特にグーグルを使うような層が競輪客より競艇客に多いのか。なんとなく後者のような気がします。まあこれはYahoo!での同様のデータがないと分かりませんけどね。日本ではYahoo!がシェア半分以上持ってますし。ともあれ、最近の思索*2テーマのひとつである「競輪とネット文化」について考える材料にはなりました。

追記

 Alexaで各ばくちのオフィシャルサイトのページビューを調べてみました(こちら)。

 原則週末開催のJRAのグラフが気色悪い線形を示しています。…というのはどうでもいいですか。サイト構造の違いによる部分が大きいのかもしれませんが、dataplazaとkeirin.go.jpを足せばkyotei.or.jpに勝ってるんですね。

*1:昨年度は競艇が9743億円、競輪が8775億円。

*2:というほど偉そうなものではないですが