欲の差


 わずかながら可能性のあった寛仁親王牌天皇牌昇格がまた遠のいてしまった今日、オールスター競輪を優勝したのはホームカマシ井上昌己でした。競輪メルマガによりますとこれは高木の作戦だったとか。うまいこと高木に言いくるめられた井上が、その高木を差させずに獲っちゃったというわけですね。武田は普段なら全開で踏んでいるところで流してしまいました。欲がでちゃいましたねえ。今年前半の特別競輪決勝戦は逃げイチが多くありましたけど、カマシを敢行したケースはなかったので、その辺も油断に繋がったのかな。なかなか大きな銭の掛かった舞台でカマシは打てませんもんね。特に最近はそういう傾向が強いような。しかしまあ、ちゃんと踏んでれば3着はあったでしょうにねえ。3着と言えば佐藤慎太郎の特別競輪3着はこれで7回目です。いやはや、佐藤ほど表彰台で他人の小切手ボードを支える姿が板についている競輪選手はいませんね。