有賀の情けと山崎の裏目と次回予告


 今日は高松に出ていましたので8Rからスタンドで読書がてらぼちぼちと青森記念を打っておりましたが、後半2レースがなかなか印象に残りました。
   

 10Rは高谷の押さえ先行にカマシで襲い掛かる石川大阪連合軍→坂上行けずの上をぴょん捲り→大阪勢恵まれといった辺りを買っておりまして、しかして展開は第一段階まではその通り。で、坂上が止まってるのか行けるのか分からないような感じで長らく外にへばりついたあげくに3角で垂れてきたもんですから有賀は詰まってしまい、後ろの渡邊を落車させて自らも車体故障。有賀はバック辺りで行こうと思えばぴょーんと行けたんでしょうけど、なかなかない石川連携ということもあり、情けをかけてしまったのでしょうね。こういう車券の外し方をしたときは、レース直後は有賀に対する文句しか出てこないものですが、冷静になって考えてみると以上のようなことが分かってきてプチ自己嫌悪。打ち手にこういう感情の揺れをもよおさせるのも競輪の味でありましょう。


 メインの決勝戦、山崎はいつもの3.71にギアを上げてましたけど、それが裏目に出た感じでしたね。3.57ならどこかでさーっと出切れていたかもしれません。とはいえ対する三ツ石は3.92で山崎を出切らせなかったのですから立派なダッシュ力です。誘導早抜きは褒められたもんじゃないですが、読もうと読めれば読める範囲内…わたしはやられたと思いましたけどね。これを獲った人は本当にお見事。


 さて、明日、ちょっと実験的なエントリを立ててみたいと思います。映像を見せながら競輪素人に競輪を解説する様子をリアルタイムで実況してみます。登場するのはコメント欄でもお馴染みの「いりこだし」さん。なぜか競輪ブログに出入りしておりますが、競輪のけの字も知らない、それなりに若い娘さんです。彼女にも一時的に編集権を貸与して、エントリの中でチャットのように会話をする方法で行います。明日19時スタートの予定です。それなりに若い娘さんに競輪をアピールするにはどうすればよいのか?せめてヒントくらいは提示できればと思います。