遥かなる観音寺のゴール


 昨日寝ている間にお仕事がセッティングされていたようで、結局朝からお仕事。観音寺には行けませんでした。優勝戦はまたもや佐々木が武田を叩けず、武田番手で終始いい仕事をしていた飯嶋が差して優勝でございました。これはテレビで観てまして、ゴールの瞬間「最後の観音寺記念の優勝が飯嶋則之でよいのか」というエントリのタイトルが思い浮かびましたけど、実にさわやかな優勝インタビューだったので思い直しました。見事な番手戦でしたしね。観音寺の存続と飯嶋の出世を願いましょう。


 優勝戦と同じくらい気にかけていたのは地元勢です。三日目まで香川県勢の勝利無し。この日も前半戦を終了して竹本と川島の2着が最高でした。最後の砦は10Rの香川雄介。


牧がカマシか早めの捲りに出る→(1)誰か捲ってきたら→仕事する中塚のイン突撃
              →(2)誰も来なかったら→2センター裏切り捲り追込み



 とまあこういうフローチャートを元に香川雄介の頭勝負しておりました。しかしてきれいに(2)の展開となり、直線半ばでは本線の香川-中塚を確信していたのですが、香川はこともあろうに地元の競輪場でハンドルを早投げ、頭まで届きませんでした。がっくり。今場所は地元勢が手薄といえば手薄だったのですが、それにしても一勝もできないとは。飯嶋くんは余った銭形くんを、数少ない客のなかから表彰式に残ったさらに数少ない客全員に行き渡るほど放り投げたことでしょう。