9車立てのKEIRIN


 YouTubeで見つけました。1990年前橋ドームでのトラック世界選手権KEIRIN決勝の模様です。


 KEIRINは6〜7車立てでやるもんだと思ってましたし、今確認しましたらUCIルールブックにもそう書いてあるんですけど、昔は9車立てもありだったんでしょうか。昔はありだったとして、どうして今のような6〜7車立てに落ち着いたんでしょう。自説に都合のよい仮説を立てようと思えば立てられますが、資料や知識がないのでやめときます。


 以前元選手の方にお話を伺った際、「9車立てでKEIRINを行えば、レベルの高いレースでは*1大勢が前々へ殺到するから故意ではなくても選手間での接触が増え、事故抑止にはならないのでは?」と聞いてみたことがあります。そのときの答えは「ヨコの動きが制限される以上、落車は減る」の一点張りでした。イマイチ納得できずに会話が別の話題に変わったのを覚えています。


 このレース映像を観た感想は人それぞれでしょうけど、打てと言われればわたしはやはり、静と動のメリハリが効いて、選手間での有機的反応も豊かな「競輪」のほうに魅力を感じます。


 おまけ(笑)↓

*1:逆に最下級グレードのレースでは単調な一本棒が増えるでしょうが