廣川泰昭(愛媛90期)はなかなかええ根性してますな


 今日の観音寺の結果。


 A級決勝戦はええあんばいで大西祐率いる地元香川ラインが主導権を握ったものの、1センターで後ろを牽制してみんなそろって山登りしているうちに田中洋輔にイン捲りを食らい、一瞬番手にはまれそうな気配はありましたが結局ズルズルと外を泳がされてアウト。大西の優勝にかける気持ちが油断につながりましたねえ。


 S級決勝戦は中段を白戸と廣川が取り合って伊藤ヤスの成り行き突っ張り先行。廣川は6番手に引いてバック捲り追込みという地元二段駆けの先頭とは思えぬ落ち着いたレース運びでライン最先着の3着入着。勝ったのは成り行き先行の番手の馬渕でした。タナボタとはまさにこのこと。


 廣川は優勝を意識したコメントを出してましたけど、オッヅの空気は完全に中四国二段駆け。そんななか完全捲り狙いですからある意味たいしたもんです。このレースに残高全部突っ込んでいたんですけど不思議と怒りは湧いてこず、感心の気持ちのほうが強いですね。食わせ物かもしれないですけどひょっとしたら大物の予感。


 あと、伊藤ヤスは昨日のカマシの出脚もよかったですし、今日の2車成り行き先行もよく掛かっていました。今年こそ久々に冬のヤスフミが見られるのかな。ちょっと注意して観ておきたいと思います。