名古屋の窃盗事件裁判 証人の母実は“共犯”

名古屋市内で昨年1月、競輪代欲しさから一緒に盗みをした母子のうち息子だけが捕まり、母親が息子のために有利な証言をする情状証人として裁判に出ていたことが分かった。当時逮捕もされなかった上、証言台で「二度と過ちを犯さないように息子をしっかり監督する」と、素知らぬ顔で言い切っていた母親。執行猶予付きの判決を受け釈放された息子と再び盗みを働いて起訴され、26日、今度は親子そろって名古屋地裁の法廷に立った。

起訴状などによると、清隆被告は昨年1月、名古屋市内の商店で、現金を盗んだとして逮捕、起訴された。照子被告も共犯だったが、公判では「母をかばいたい一心」で、自分1人の犯行だと主張し続けた。照子被告も「息子だけに罪をかぶせてしまい、情けない」と思いつつも、関与を隠し通し、情状証人となった。


 競輪客母子の、ある意味美しい法廷ライン戦が繰り広げられたようです。ばれちゃいましたけど。2人ともきっと競輪では二段駆けレースとか渡辺一貴の仕事っぷりとか大好きなんでしょうねえ。余罪がいっぱいあるようで、しばらく競輪はお休みせざるをえなくなるのかもしれませんが、娑婆に帰ってきたらちゃんとお金稼いで競輪を打ってもらいたいものです。悲しいかな、今の日本では服役者の社会復帰がどんどん難しくなってますけどね。