川崎でヤラレ小倉ナイターでヤラレ、石原は当選


 川崎桜花賞決勝戦はドンくさい海老根がちゃんと発進して小嶋に合わせて五十嵐番手捲り、そんでもってその上を4.00のギアで捲った山崎が優勝でした。ギア上げて正解でしたね。山崎が最初に4.00を履いたのは昨秋の伊東記念の準決でしたけど、このときも南関二段駆け展開でした。こういう風に早くからペースが上がるレースでは効きますね。南関勢もこの辺分かってはいたんでしょうけど、なんせ先頭の海老根がダッシュないから早めにペースを上げるしかないわけで。


 車券はどんくさい海老根を矢口がカマすと見て、山崎-小野・有坂の2点でしたけど、南関二段駆けがある程度成功した場合も想定して五十嵐と晴智もヒモにつけておくのが普通でしたね。スマートにやろうとしすぎました。


 小倉ナイターは最近うちの環境では映像がかなり見難いのですが、それでもメルマガの威力で打ってしまいます。押さえでこれの二車単を獲っただけのチョイヤラレ。ズブズブが大本線だったので、娘が広大医学部に通って頑張らないといけない人が最終ホームで一瞬切れて脚を使ったのが痛かったですね。


 これを書いている時点ですでに東京都知事選挙石原慎太郎が当選確実。大方の予想通りの大本命決着でしたね。つまんないの。東京の悪い大人の皆様にはご愁傷様としか言いようがありません。一部の粘着質競輪客しか覚えていない後楽園競輪復活を気まぐれでまた表明してくれないかなと会見を見ていたんですけど、そんなこと言うはずもなく。もはや興味は外山恒一先生が何人負かしたかだけですね。いつかこの国を競輪だけ残してスクラップ&スクラップしてほしいものです。


 あー今テレビで、フランス料理の偉い人で競輪客の人がバンク走ってバンク内で美学について語ってましたよ。開催中の金網の外側で汚い人達に囲まれて美学について語るのは違和感あるしねえ。いや!そんなことはないのです!明日は競輪の文学性についてここで語りますよ。