15年連続でダウン 競輪の06年度総売り上げ

全国競輪施行者協議会は25日、2006年度(06年4月1日−07年3月31日)の車券売上高などを発表し、総売り上げは前年度比98・1%の8610億5948万1900円で、15年連続のダウンとなった。


 人気の観音寺競輪の開催がバンク改修の影響で40日程度しかなかったのが売上げダウンの原因でしょう。→どう考えても違います。わたしはだいぶ下げ止まってきたと思ってるんですけど、どうでしょうか。

 総売り上げのうち、場外は同102・2%の約5675億円、電話投票は同106・4%の約1251億円とともに上昇。入場者数は同88・0%の862万784人と減少した。


  ということは本場売上げは8610億-5675億-1251億=1684億。全体では2割弱です。入場者数をうんぬんしても仕方ない数字になりつつありますね。しかし本場観戦を経ずに電投なり場外なりで競輪客になる人もあまりいないでしょうから、本場開催の魅力は維持増進したいところで、コストとの兼ね合いが難しいですねえ。


 一番変更コストの掛からない部分であり、魅力の中心となるのはなんといってもレースですけど、競輪アンケートでは、競争全体のスピードアップについて「現状のままでよい」と答えた人が57%。「どちらでもよい」と答えた人と足すと76%が現状でもよいと考えているんですね。日自振は早い周回の誘導スピードを上げることを検討しているみたいですけど(参照)、このアンケート結果がどのような影響を及ぼすでしょうか。ちなみにわたしはアンケートのこの件に関して、誘導スピードを上げるのなら周回数を減らしたほうがマシと答えました。