元ヤクルト・松谷、元広島・兵動が競輪転向

2人は12日から始まった「日本競輪学校第96期生・2次試験」を受験。松谷は昨年から導入された「他競技において優秀な成績を収めた者」を対象にした「適性の特別枠」(1次試験は免除)で、兵動は1次試験から受験していた。試験は15日までだが、松谷の合格はほぼ確実。兵動も有望視されている。

 95期合格の元ソフトバンク北野生徒に続き(参照)、プロ野球選手からの競輪転向が相次ぎそうです。喜ばしいことですね。

 でも、一軍未経験者が特別枠で、プロ引退からブランクがあるものの一軍経験がある選手が一般枠というのは基準が分かるような分からないような微妙なところです。これから競輪を選択肢に入れる選手のためにもある程度客観的な基準があったほうがよいような気もします。

 そういえば96期の応募状況(参照)には

自転車競技以外のスポーツ競技大会において優秀な成績を収めた者を対象とする適性試験の第1次試験免除者は6名であり、陸上・アイスホッケー・プロ野球総合格闘技などの経験者からの応募である。

 とありました。総合格闘技からの転向が大変気になります。肘一発で捲りを止めてしまう凄腕のマーカー誕生とか期待できないかな。