富山競輪の車券売り上げ25億円減 85年以来、最低に

車券売り上げは一九八五(昭和六十)年度以来、最も低かった。前年度開催の特別競輪「ふるさとダービー富山」(G?)は約百十一億円の売り上げがあったのに対し、今年度の記念競輪(G?)は約八十三億円と大幅に売り上げが減ったことが響いた。

 普通競輪開催分の売り上げは、F?開催数を前年度より六日間削減したものの、十月に「全国競輪場施設協会長 平野末吉杯争奪戦」(F?)を開催したこともあり、前年度より約二億六千五百六十八万円増加した。 

 
 記事の見出しはなんだか扇情的ですけど、ふるダビが記念になった分売り上げが減っただけで、F1F2は開催日数減にも関わらず増加してますからあんまり暗いニュースではないですね。引用部分の前にある入場者減も、開催日数減と、遠征客が見込まれるふるダビが記念になったことで十分説明がつきます。

 しかしなんですね、年間の売り上げが記念の日取りと場外体制だけで大幅に増減してしまうのが昨今の田舎競輪の現状ですが、そうなると政治力が大きくものを言うわけで、現場の士気はどうなんだろうかと心配してしまいます。