競輪祭準決勝12R

山崎芳仁佐藤慎太郎−高谷雅彦
渡部哲男−加倉正義−牧剛央
村上義弘−濱口高彰−手島慶介

 競輪祭準決勝の最終レースで加倉を背負って1番車で走る渡部は不動会の親分と自分を重ね合わせているのでしょうか。どっちでもいいですけど。

 でもこの1番車には意味がありますよね。山崎を倒す最善策は山崎に押さえて駆けさせておいて、掛からないうちにカマシか早めの捲りで仕留めることです。逆に山崎にカマシ捲り展開を与えてやると苦しい。というわけで一番車をもらった渡部が前受け。村上もそれは分かっているはずで、最近は先行にもこだわりませんから村上が真ん中。

 さて、山崎が押さえて駆けるわけですけど、最近は暴走気味の早仕掛けはしませんので、渡部のカマシ(渡部=加倉、加倉-牧・佐藤慎)か村上の必殺4番手1角捲り(村上-浜口・手島・佐藤慎)を食らってしまうわけです。