競輪赤字補償巡り協議へ 立川市 レース撤退の組合と

一方、立川競輪の管理者である立川市は今年度、組合が主催予定だった4回を含めて全12回のレースを主催。1回あたり約1億円の赤字レースを引き受けた上、組合からの競輪場貸付料(売り上げの5%)もなくなった。今年度は、売り上げの大きい「KEIRINグランプリ」を主催したため、赤字分を相殺して8億円程度の黒字を見込むが、「グランプリのない来年度は正念場」(市公営競技事業部事業課)と厳しい状況だ。

 同市では、約11〜13億円の補償金を想定しており、「第三者を交えることで具体的な金額を煮詰め、訴訟に至ることなく解決できれば」(同)と話す。同組合も「立川市の動きに合わせ、前向きに協議を進めていきたい」としている。

 借り上げ施行者の撤退で立川はなんだか収支が微妙なことになっています。でも今年度の黒字8億ってこのご時世ですごいですね。

 八市組合も京王閣の件で和解が成立しそうですし(参照)、早いとこさっぱりしたいでしょう。早期に解決して、立川も建て直し策に本腰を入れてほしいですね。