地元勢が持ち味を発揮した観音寺

 観音寺が開幕しましたよ。いきなり2Rが3人1着同着でなんだかめでたい感じです。某所では年間ベストレースにもノミネートされていました。

 S級上位戦では大西祐が後続を一本棒にする見事な先行で2着に粘り地元ワンツー。

 そして最終レースでは打鐘で最後方からインをするすると上昇する香川雄介113.95!一旦中段で止まったものの前が外帯線を一瞬でも外せばすぐさま上昇再開です。結局番手まで追い上げ、最終バックで逆にインを追い上げられてはしまいましたが、3着に流れ込みました。イン突き、流れ込みという香川の競輪の全てを出し切った好レースと言えましょう。わたしはこちらをベストレースにノミネートしたいです。香川の4月のね。

 さて明日の準決勝、地元三本柱をバラバラに分けてきましたね。10Rは大西祐と小岩大介の二分戦ですか。小岩は自在傾向がありますから、油断せず駆ければ優出の可能性は大でしょう。

 11Rのコダシンはきっついとこに入れられましたね。純地元の大西と香川を優遇したしわ寄せでしょう。中村ミチタカと五十嵐の叩き合い…はなさそうですしね。高原のうまい立ち回りに期待。中村の4番手取って五十嵐より先に捲るしか勝機はなさそうです。

 12Rは大将が超地元番組で。初日に石丸から早々に切り替えてますけど、元来仲の良い同期同級生ですからおかしなことにはならないでしょう。石丸得意の2角捲りに乗って差すか残すか。これは大西が優出を果たしているかどうかに関わってきそうです。