競輪事務所長、「裏金」認める 元職員着服事件調査で

佐世保市競輪事務所の澤野日吉所長は1日、九州地区競輪施行者協議会の05〜06年度の補助金計170万円を、自分名義の口座にプールして「裏金」にしていたことを明らかにした。

 この「裏金」は競輪の構造的な問題ですので、競輪場のトップが直接関与していたという話を聞いても驚くことはなく、逆に、部下の口座でちょこちょこやってトップが責任逃れをしているわけではないのですから、誤解を恐れずに言うとまっとうな裏金だなあという感想すら持ちました。


 しかし長崎新聞の記事(参照)のこの部分にはちょっと引っ掛かりました。

佐世保競輪場は選手らとの懇親会二次会費用など「歳出計上が難しい」用途に充てていた。

 某所の人なら激怒しそうな話です。もし選手との懇親会の費用が競輪場持ちの慣習があるのでしたら、ちょっと違和感があります。選手会との割り勘でどうでしょうか。


過去記事
佐世保競輪で裏金づくり 10年以上前から