「名古屋競輪を民間委託に」 市長がレース観戦、検討指示

市長は名古屋競輪組合議会に出席後、レースを観戦。職員に「経済力のない時代は市役所が(競輪場を)立ち上げるが、ある程度たてばどんどん民間に変わっていかなければいけない。減税するためには構造改革が必要」と強調した。

 河村たかし名古屋市長と言えば団塊世代のインテリ特有の*1軽いおっさんというイメージしかないのですが、競輪を初観戦後いきなり民間委託を打ち出すというのも実に、まあよく言えばフットワークが軽いですね。減税うんぬんというのは単なる一般論にすぎず、黒字の名古屋競輪には当てはまらない話だと思うんですけど。

 民間委託となれば競輪場職員の解雇・再雇用が問題となります。wikipedia河村たかしの頁を見ていたら、市長選の経緯がやたらと詳述されていたのですが、本来民主支持の自治労からは推薦を得られなかったんですね。市の人件費削減は市長の公約ではありますが、推薦をもらえなかった腹いせもあって切りやすいところから早速切ってやろうという話なのかなと考えるのは穿ちすぎかな。

*1:言ってみたかっただけ。