億万長者を目指すにはどの“くじ”がいいの?

 この手の記事にしては珍しくチャリLOTOが取り上げられているのですが*1

チャリLOTOはくじを“キャンセル”できる。例えば、1番ばかり7つ並んだ券が発行された場合、キャンセルして再度券面を発行できちゃうのだ。運営側は新聞の予想を公開しているので、それに近い組み合わせが出るまで粘る…なんてのもOK。しかも最大12億円当たるにも関わらず1票200円。ジャンボ宝くじやBIGより100円安いのも魅力だろう。

ただ、チャリLOTOには一つ厄介な(?)点が。チャリLOTOは自転車競技法に基づく「車券」の一種なので、50万円以上の当せん金の場合は確定申告が必要。あくまで目安ながら、一時所得税20%に、住民税などが約5%、あわせて25%ほどがさっぴかれてしまう。6億円当たった場合、手元に残るのは4億5000万円となるわけだ。

 チャリLOTOの税金の話をするのなら他のくじの控除率の話もして、実質期待値においてチャリLOTOが優位にあることを説明するのがスジってもんでしょう。もっとも、宝くじやBIGを買う層は控除率なんか気にしないでしょうし、広告主のくじに水を差すような記事もかけないでしょうから、仕方がないんでしょうね。チャリLOTOが宝くじやBIGと同列に扱われただけでよしとすべきなのかもしれません。

*1:Kドリは?