茨城県知事選で脅迫か!「長塚氏支援なら取手競輪どうなるか…」

茨城県知事選に立候補した競輪選手の長塚智広氏(30)=落選=を選挙で支援しようとした日本競輪選手会茨城支部(坂巻正巳支部長、104人)が、同県が所管する取手競輪場トップの事務所長(59)=県からの出向=から「支援したら、改築の予算が凍結されるなど取手競輪はどうなるか分からない」などと強い圧力を受けていたことが1日、分かった。長塚氏は事務所長の発言が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)、脅迫などの容疑にあたるとし、水戸地検に告訴することも含め、今後の対応を検討している。

しかし、約2時間後に、同幹部は事務所長から呼び出され「このまま長塚氏を支援した場合、取手競輪はどうなるか分からない」「競輪場改築の予算も凍結される」などと強い口調で迫られ、一転して支援をやめるよう圧力をかけられたという。その際、事務所長は「上から圧力(の指示)があった」「名前は言えないが、橋本知事側近からだ」と語ったという。

 本当ならこれはせこい。これ、告示よりかなり前、長塚出馬検討報道が出たすぐ後の話なんですよね。現職サイドはその時点では長塚を脅威と見ていたのでしょうか。

 長塚サイドは告訴も含めて検討とありますが、裁判ともなれば選手会幹部の証言も必要となりますから、選手会も必然的に巻き込まれていくわけです。施行者と選手会の間にしこりが出来ることを考えると、なかなか難しいところです。長塚が今後も茨城選手会に所属して競輪選手を続けるかどうかにもかかってきますしね。