長塚氏が告訴状を提出…茨城県知事選落選圧力

8月の茨城県知事選に立候補した競輪選手の長塚智広氏(30)=落選=が19日、同県が所管する取手競輪場トップの事務所長(県からの出向)が日本競輪選手会茨城支部に対し、「長塚氏を支援した場合、取手競輪場がどうなるか分からない」などと選挙応援をやめるよう圧力をかけたのは公職選挙法(利害誘導罪、選挙の自由妨害)に違反するとして、水戸地検に告訴状を提出した。

 先日選挙管理委員会への異議申し立てを却下された長塚さんですが(参照)、矢継ぎ早に今度は告訴です。受理されれば圧力を受けたとされる選手会茨城支部も巻き込むことになりますが、同支部は当初は認めていた(参照)圧力の存在を否定しているんですよね(参照)。競輪場との関係を壊したくないでしょうからね。長塚選手にしても時間を取られるでしょうに、政治の世界への未練もあってこういう行動になっているのでしょうか。