花月園競輪場:廃止決定 市民団体「跡地に公共施設を」 鶴見区役所に陳情

3月末で廃止が決まった花月園競輪場横浜市鶴見区)の跡地について、市民グループ「鶴見花月園競輪場跡地利用を考える会」(簡照子代表)が29日、「公共の文化、スポーツ、福祉施設にしてほしい」と区役所に陳情書を出した。

 区文化協会会長も務める簡代表(81)は「戦前の花月園遊園地は文化、娯楽の発信基地であり、戦後の競輪場も経済発展に貢献した時期もあった。広域避難場所にもなっており、マンションにするのではなく公共施設で再開発を」と要望した。

 今年の鶴見区在住の非競輪客からの年賀状には「跡地にはマンションが建つのでしょうか」とありました。周辺ではそういう噂になってるんでしょうか。県にしたら売っぱらってマンションにしたほうが、今までの赤字解消にも役に立ちますし、そうしたいところでしょうね。

 「考える会」代表の簡照子さんという方はかなりのご高齢ですが「鶴見のボランティアの母」と呼ばれる地元では有名な方のようです(参照)。そういう善良な市民の方は競輪を毛嫌いするのかと思ったら、一定の評価をしてくれているのがちょっとうれしいですね。

 わたしは花月園にも行ったこともない単なる競輪客ですが、マンションなどになってしまうと競輪場の痕跡なんかこれっぽっちもなくなってしまいますからそれは悲しいところではあります。甲子園がそうでした。