ひとりひとりは小さな火だが、二人合わされば炎となる。

 炎となった村上兄弟は無敵だ(若本ボイスで脳内変換どうぞ)。


昨日はずーっと向日町記念の余韻に浸ってまして、動画でもうpされたら更新しようかなと考えていたんですけどそのまま寝ちゃいました。朝起きてもまだ余韻はほのかに残っています。こんな感覚は久しぶり。競輪やっててよかったなあ。ありがとう村上兄弟。ありがとう向日町競輪場。これからもよろしく。

 昨日の決勝はTwitterの競輪クラスタも熱かったですよ。終わった瞬間は中部近畿秘密作戦に嘆息するツイートがいっぱい流れたんですけど、数分後にはTLが感動で埋まってました(ちょっと大げさ)。

 中部近畿作戦については、地元を立てるという意味もあったんでしょうけど、大きくは対関東作戦でしょう。そしてそれに応えて捲くる村上兄。弟のブロックをかいくぐりながら迫る関東勢を兄が自らブロック。そして弟がトドメを刺しました。美しいですねえ。村上兄弟一人一人では平原に対抗できませんが、二人の力で仕留めました。

 ケイリンじゃあ、こんな連携プレイはできませんよね。でも、ブロックできるから競輪なんじゃないんですよ。人を守りたいという意思、人と人との絆を表現出来るから競輪なんですよ。そこに人は感動し、銭を賭けるんです。少なくともわたしはそうです。

 村上兄弟のこの戦いが、後世、向日町競輪場を守った戦いだったと言われるようになればいいなあ。ダービー直後の開催ですが、わたしも3月に行きますよ、向日町。