清算金は1億2000万円 立川市へ

調停によると、立川市に対する組合の支払い義務を1億6千万円に設定、3月末までに組合が同市に清算金1億2千万円を支払うほか、残り4千万円の支払いに代えて、額面3億円の債権を譲渡する。
 組合はこれまでも、04年度に京王閣競輪場のレース開催から撤退した後、和解金9億5500万円を京王閣などに支払っている。清算金は基金から支出するため、構成市に新たな負担はないという。最後まで残っていた立川市に対する支払いにめどがついたため、組合は構成各市で解散手続きに入る。

 東京都市収益事業組合が立川競輪からの撤退を発表したのはちょうど三年前です(参照)。裁判所の調停に時間が掛かってそれだけ費用もかかっていることを考えると、JKAなり全輪協なりが間に入ってうまいことやるシステムがあればいいのにとも思いますが、借り上げ施行者なんて絶滅寸前なんですから後の祭りですね。