自転車競技人口増やせ 府連盟、4月に小中生クラブ設立

こうした中、府が昨夏から活動経費を補助。昨秋には日本サイクルスポーツセンター静岡県)から小学生向け自転車も無償貸与され、活動を広げる体制が整ってきたという。

 新クラブには、現役の競輪選手や元ロードレース選手もスタッフとして正式に加わり、総勢約20人が交代で指導する。練習は、毎週土日曜を中心に向日町競輪場などで行う。合宿も実施し、各種大会に出場する予定。

 確か以前の山岸正教選手のブログにジュニア用のピストを組み上げる様子がありましたよね。とうとう本格始動ですか。向日町の存廃が取り沙汰される中、府の補助が出ているとのことですが、現場の競輪場を守ろうとの意識が伝わってきます。そのためには競輪選手だけではなく多くの競技者に利用される施設であることも必要です。京都は以前から高校・大学などを中心に競技が盛んですが、この不況の時代の金のかかる自転車競技です、ジュニア層の育成支援がなければ先細っていくことは必至です。この試みに拍手を贈りたいと思います。そして向日町からジュニア育成の輪が広がっていくといいですね。