川崎競輪場の再整備計画、コンパクト化し憩いの場創出へ

川崎市は14日、川崎競輪場(同市川崎区)の再整備基本計画の素案を発表した。約4万6千平方メートルの敷地のうち2割弱を公園敷地に転換し市民の憩いの場を創出する一方、来場者や選手の使い勝手を考えた施設改修を行う。再整備に合わせて、収益率が高い場外発売の積極的な実施や国内トップクラスのレース招致などを進め、効率的な運営を目指す。

 2年前に川崎競輪場都市公園区域から除外されるとのニュースがありましたが(参照)、いよいよそれによって可能となった川崎競輪の改装が具体化してきました。コンパクト化して経費を削減するとともに、とうとう川崎競輪場で特別が開催できるような施設を整えるようです。花月園がなくなったことでこの辺りの場外発売の需要も高まったでしょうし、川崎も攻めの姿勢への転換を図る機運が強まったということでしょうか。競輪のメッカのひとつである川崎が盛り上がり、競輪全体によい影響を及ぼして欲しいものです。