競輪事業「廃止」の意見相次ぐ 大津市会、早急な結論に異論も

特別委では、共産党市議団と大志会、公明党市議団、清正会、社民クラブの市議から「廃止はやむを得ない」「廃止に向けたロードマップを作るべきだ」などのほか、6月の高松宮記念杯競輪の売り上げが、市長が廃止の目安とした110億円を下回ったことにふれ「事業廃止の決断をすべきだ」との意見が出た。

 一方、最大会派の湖誠会は「廃止を市に求める方向だが、市議会としてもやるべきことはある」とした。市民ネット21は「早急に存廃の結論を出すべきではない。(宮杯以外の赤字が続く)普通競輪の開催日を減らすなど、まだ検討の余地はある」とした。

 前回の記事(参照)では市長が廃止を逡巡しているような感じでしたが、特別委員会も割れているようです。最大会派が廃止を前提としながらも少し控えめな表現になっているところに希望を見出したいところですがどうなんでしょうか。また、観音寺方式の導入でしょうか、検討の余地ありとする市民ネット21も二番目に大きな会派のようです(参照)。

 大津市議会の日程(参照)を見るに、Xデーは9月15日ないし17日のようです。それまでになんとか事態が好転してくれることを願います。