売り上げ不振で「大津びわこ競輪」廃止へ

大津市目片信市長は17日、市議会特別委員会で、赤字経営が続く「大津びわこ競輪」を2010年度末で廃止する方針を表明した。市長は「今後も赤字経営から脱する見込みがない。市政にこれ以上影響を与えないためには廃止せざるを得ない」と述べた。

 朝から各紙、今日廃止表明への見出しが踊っていましたが、市議会本会議を待たず、午前の特別委員会にて廃止が表明されてしまいました。残念です。来年度の宮杯はどうなるのでしょう。他の場が開催するのか、また、引き受け手がいない場合はどうなるのか。

 びわこ競輪の広大な敷地は県有地ですから、市は原状回復して県に変換しないといけません。今回の廃止はバンクが1つしかない県での初の廃止事例となりますが、バンクはどうなるのでしょうか。国体うんぬんだけでなく県内の自転車競技者やそこで練習している選手にも影響を及ぼす問題です。