豊橋競輪振興券を発売 1000円で200円お得

低迷する競輪人気に歯止めをかけるため愛知県豊橋市は場内での車券購入や周辺のコンビニなどで使える額面1200円(12枚)の「豊橋競輪振興券」を1000円で発売する。全国初の試み。

 こういう車券クーポンのようなものはなんでないのかなー、法律で出来ないのかなーと思っていましたけれどもできるんですね。

15日〜2月18日に場内で2万冊販売し、使用は1月22日〜3月6日。1人数冊までの制限を検討しているが市は「人気次第で購入制限の増減も……」と売れ行きの「出足」をうかがう。

 競輪場周辺のお店でも使えるということで券面額や購入限度のさじかげんが難しいところです。競輪場の近くに人が集まるようにすることは大事ですが、周辺のお店ばかり潤っても本来の趣旨から外れてしまいますからね。そういう意味では販売場所を市役所などではなく競輪場内としたのは適切でしょう。一時的とは言え入場者数の増加も見込めます。

 このような地域通貨的なものは成功例も失敗例も山ほど蓄積されていますが、主にばくち場で使用することを想定したものというのは聞いたことがありません。どういう条件で競輪場の利益が最適化するのか、複数の場で実験してみてもよいのではないでしょうか。