長塚が早大大学院合格…アテネ五輪自転車で銀

研究テーマは「スポーツと医療費」で、茨城県知事選や参院選に出馬した経験を持つ長塚らしい内容だ。

 現役の競輪選手でありながら同院を受験した理由は「五輪選手、メダリストとして後世にスポーツの素晴らしさ、良さを伝えたかったから」とし、「昨年の選挙で負けて時間ができたので、自分を見つめ直す意味でのチャレンジ。競輪との両立はできます」と断言した。さらに「チャンスがあれば政治の世界でもこの経験を生かしたい」と含みを持たせた。

 以前の記事(参照)では「ノーコメント」だった長塚選手ですが、しっかり合格していました。よかったですね。ただ、コメントを見るに江口、安福といった先輩公営ばくちプレイヤーとは違って自分の属するばくちの振興はあまり念頭にはないようです。スポーツを振興して医療費を削減するには、競輪補助事業も重要な役割を担うはずです。政治家となって自らの理想を追求することも大事ですが、今現在の自らがファンの支持と信頼を集める公営ばくちプレイヤーとして、スポーツ振興に役立っていることも忘れないでいただきたいと思います。