前橋競輪 「重勝式」導入ならず 自治体共同方式が頓挫 起爆剤にと期待…残念

今回は、東京都立川市新潟県弥彦村長崎県佐世保市の3自治体と一部事務組合をつくる方式で計画。立川市弥彦村は、すでに重勝式を導入している。

 1日のレースのうち後半の7レースの1着を予想する「7重勝単勝式」と、後半4レースの上位2着の車番を当てる「4重勝2車複式」の2種類を用意した。

 Kドリームス内で一部事務組合を作る計画だったのですね。

計画が頓挫したのは、中心的役割を担っていた立川市が参加を見送ったためだ。立川競輪の担当者は「当初は全国の48施行者参加のもとでの計画とうたわれていたが、手を挙げるところがなく、今のままでは明確なメリットを市議会に十分に報告できない現状だった。今後、施行者が増えていけば参加を考えていきたい」と説明している。

 噂で言われていたようなことが記事になっています。全国の競輪場が参加するという話だったグレードレースの重勝式は昨年秋にも開始と言われていましたが、全く音沙汰がなくなりました。競輪のこれだけの危機的状況のなかで、意思決定に関するマネジメントの弱さがどんどん露呈してきています。立川、平塚といった大きな競輪場が別の重勝式にすでに参加しているのも影響しているのでしょうか。やはり法改正による場間キャリーオーバーの一刻も早い実現を求めていきたいと思います。