競輪は復興の代名詞

 11日のあの瞬間はKEIRIN.JPストリームで宇都宮の中継を観てました。大好きな井上剛(岡山)が9Rに出てたんですよ。ところが選手が発走機についてさあ発走というときになって中継カメラががっくんがっくん揺れ始めました。揺れはなかなか収まりません。選手は内バンクに退避して…後はご存知のとおりですよ。被災された皆さんにはお見舞い申し上げます。

 とりあえず今月いっぱいの競輪がなくなりました。ヒラ開催を開催しなくてよくなった施行者はひょっとしてホッとしているのかも。でも記念も中止になって販売手数料が入らないから痛し痒しかな。記念ができなくなった3場の今年度の収支はどうなるのでしょう。一時的にとは言え巨額の赤字が予想されます。基金を積んでいなければちょっと困りますね。

 被災された競輪選手の安否が日に日に明らかになってきました。その辺りはいわき平競輪「選手の風」ブログが積極的に情報を発信してくれています(参照)。

 無事な競輪選手も今月は仕事がなく来月以降も分からないというわけで不安な日々をすごしていることでしょう。そんな中村上兄弟が義援金を被災地に送っています(参照)。京都ではゴールドスプリントさんと選手会が協力してチャリティイベントの構想もあるようです(参照)。他人のこと心配してる場合じゃないでしょうにね、京都の選手はアツいどす。

 東日本の競輪場では大きな被害が出ているようです(参照)。こちらの記事では割れた大宮バンクの写真が(参照)。このまま休止してしまう競輪場が出ないことを望みます…。

 
 無事な競輪客の皆さん、来るべき復興競輪に向けて種銭稼ぎに精を出しましょう。そうすることによってこの国の経済も維持されます。東日本の復興も早まるでしょう。戦後復興のお役に立った競輪がまたその役割を果たすときが必ずやってきます。そのときを楽しみに、日々、持ち場を守っていきましょう。

追記

 小嶋道場も義援金を送っています(参照)。
 京都のチャリティオークションの詳報でました(参照)。
 JKAも支援金。3億です(参照)。