災害対策とエコ強化、市が川崎競輪場の再整備基本設計を公表

再整備は総事業費約48億円かけ、2012年度から5年間かけて工事を行う予定。施設のコンパクト化に重点を置き、敷地面積を現状の約4万6千平方メートルから約3万8500平方メートルに、収容人数は約5万1千人から約2万人に縮小。競輪72 件場敷地の一部約7500平方メートルを公園敷地に転換する。

 また、震災の発生を受けて大規模災害への備えも強化。既存のメーンスタンドの耐震補強工事をやや早め、15年度までに実施する。新たに整備する選手管理棟は、停電時でも対応できるよう、太陽光発電設備などの設置を検討する。

 以前の記事では16年度までに耐震化とありましたが(参照)、*1状況が状況だけに早まりましたね。施設が新しくきれいになるのが早くなるのはいいことではないでしょうか。太陽光発電といい、震災後の状況を大いに盛り込んだ計画になっています。

 記事には他に「外国人観光客が利用しやすい施設づくり」とあります。日本全体に対する原発事故の風評被害を考えますとしばらくは外国人観光客を望める状況ではないですが、将来に向けて用意しておくにこしたことはないですね。

*1:間違えて平塚競輪のコンパクト化の記事にリンクしてました。謹んでごめんなさい。