競輪の継続問題、市長が検討表明/観音寺市議会

観音寺競輪について白川市長は、延滞措置がとられている旧日本自転車振興会(JKA)への交付金の減免措置などに関する今後の国の方針を参考に、継続開催を含めた再利用計画を検討したいとの考えを表明した。

 観音寺競輪場は2007年度から5カ年計画で収支改善計画を進めており、本年度がその最終年度。単年度収支は09年度から黒字に転換し、3年間で約3億2千万円余りを計上しているが、起債残高が約3億円、JKAへの延滞金見込みは約9億4700万円に上っている。

 問題となる今後の国の方針というのは、先日出されました競輪事業のあり方検討小委員会最終報告書(参照PDF)の最後の交付金改革の部分ですね。そこでは赤字競輪場対策として3案が示されています。現行のいわゆる観音寺方式を、要件・手続きを緩和した上で継続するという案も含まれます。

 観音寺市はなんだか初手から黒字を諦めてしまっているようで悲しいですが、一応存続に前向きということでいいほうにとらえておきましょう。なんせわたしんちから最寄りの競輪場なもんで。