競輪場の経営状況確認 向日で府議視察

丹治所長は、車券の売り上げ収入が、前年度まで2年連続で赤字となった一方、本年度はびわこ競輪場(大津市)の廃止の影響で、特に場外車券の売り上げが前年同期比で約5%、入場者も約4%増え、「現在の状況が続けば黒字化の可能性もある」とした。ただこれは一時的で、中・長期的な改善は期待薄、とも話した。

 ちょっとでも向日町存続に向けて明るい兆しを見出したいわたしとしましては、この記事に2点その兆しを見ました。1つは事実上の廃止決定とされている中で視察が行われたことです。廃止決定なら視察は必要ないはずですからね。もっとも形だけということもあり得ますが。ちなみに26日は本場開催も場外発売も行われていない日でした。これをどう解釈しましょうか。

 もう1点は引用しました部分。びわこからお客さんが流れてきているのですね。ただ、記事にありますように長続きはしないでしょう。それは他の廃止競輪場の近隣の例を見ても明らかです。しかし明るい兆しには違いありません。

 まああとはこじつけですけれども、事実上廃止ということになっている競輪場への視察が記事になったことも挙げられましょうか。廃止がほぼ決定なのであれば、いまさら視察など記事にする必要もないでしょう。