向日町競輪存廃問題 京都府、9月議会にも結論方針

向日市は29日、府が経営する京都向日町競輪場(同市寺戸町)の存廃について、「今後の収支見通しや経営状況を踏まえた上で、府が適切に判断すべき」との意見を府側に提出した。府は9月府議会をめどに存廃の結論を出す方針。

 京都新聞にも記事があります(参照)。

 両方共記事本文を是非読んでいただきたいのですが、産経の記事のほうが廃止決定に否定的な論調に見えますね。市民への意見募集の結果につきましてはこちらのコメント欄に少し書きました。以前京都新聞の紙面のみに掲載されていたことを要約したものです(参照)。今回の記事の最後には

交付金引き下げなど国の制度改革を見定めて結論を出す。

 とあります。還付金制度に代わる交付金改革につきましては9月までにとりまとめるという話です(参照)。少なくとも今後5年くらいは向日町を黒字にするような制度改革を期待したいところです。そして京都府には、大改革に誠実に応える結論を望みます。