奈良競輪経営検討委が初会合

この日は、事務局側が昨年度から取り組んできた経費の見直しについて報告。投票所の従業員の退職者を補充しなかった結果、21年度に80人だった従業員は今年度末で64人に削減される見通しなどが報告された。また、送迎バスの運行も台数を減らすなど合理化したという。

 先日、奈良も廃止も含めた検討をはじめたという記事がありましたが(参照)、具体的な検討委員会が始まりました。奈良の施行者さんはTwitterでも意欲的なところを見せていますし、今度の検討委員会でもまだまだ健在の構えを崩しません。今年の収支は好調との声も聞こえています。びわこが廃止となり、向日町の結論も来月には出ようとしております。先日岸和田全日本選抜の決勝戦を観に行きましたが、特別決勝の日曜日で6000人入らないのは酷暑を割り引いても寂しい物がありました。しかし、中央の制度改革や施行者の現場の頑張りで、まだまだやりようがあります。近畿の競輪は終わりませんよ。

追記

 恥ずかしながら産経新聞にミスリードされてしまいました。この委員会ですけど、廃止やその危機にある競輪場において設置される、存廃を審議する会などではなく、定例の会なのだそうです。*1産経新聞*2も勘違いして取材に来ちゃったとか…。全然存廃は議論の俎上に上げられておりません。産経のミスリードを拡散してしまい、申し訳ありません。

*1:関係者さんより。

*2:某受信料の要るメディアでした。訂正します。