向日町競輪 黒字に転じ来年度も開催

ところが2年連続の赤字から、びわこ競輪件の廃止でファンが向日町に流れたことも幸いして、本年度上期は黒字に転じた。来年1月の記念開催の売り上げ次第では単年度黒字も見込めそうだ。京都府自転車競技事務所の丹治良博所長は「あくまで現在は継続検討中です。しかし逆に言えばやめるという結論は出ていない。既に来年度開催の準備期間に入っているし、従事員にも安心していいと報告してあります」と事実上の継続を示唆した。

例年でしたら来年度の開催の決定をしないといけない9月末に存廃の結論が出なかったことから注目されていました向日町ですが、どうやらうやむやになったのでしょうか、とにかく来年度の開催準備に入っているようです。記念のなかった上期だけで黒字ですから、単年度黒字はよほどのことが無い限り大丈夫ではないでしょうか。

 まだ油断のできない情勢は続きますが、とりあえずは少し安堵しました。近年、お金をかけずにあれこれ工夫して小さなファンサービスを積み重ねていた向日町の現場の皆様、京都の自転車を愛する皆様、ほんとよかったですね。わたしもうれしいです。これに油断せずにまた楽しいサービスやファンイベントを続けてくださいね。またお邪魔します。