「将来の希望有無で判断」 知事、赤字県営競輪場の存廃 奈良

報告書では累積赤字が平成27年度までに解消されると試算されており、荒井知事は「黒字にするのはなかなか厳しい環境じゃないか」と述べた一方で、「黒字にならないと確信しているわけではない」と期待もにじませた。

 荒井知事は「公営ギャンブルをやる理由は自治体の財政援助。財政をむしろ悪化させる要因になる場合、存続はおかしいという県民の声が出ると思う」とも述べた。

 将来の希望がどうとかなんだか他人ごとみたいですけど、県知事から見たら競輪などというものは単なる一部門に過ぎないわけでまあ仕方のないことなのでしょうか。知事はこんなんですけど、現場の皆さんの奮闘に期待しています。

 それと同時に、交付金を始めとする中央の改革がまだまとまってこないのが気になります。これは一刻を争いますからね。知事の言う「期待」というのはこういうことも指しているのではないかと思います。