武雄競輪の歌を聴こう。

 武雄記念やってます。なんだかあれから一年って感じがしますね。あれっていうのは去年の武雄共同通信社杯ですよ。その社杯の前から西日本では競輪が再開されていましたが、東日本では震災の影響で発売がない状況。そんな中、経費が莫大にかかるG2の開催に踏み切り、競輪再開の花火をどーんと打ち上げてくれました(当時の競輪の状況はこんな感じでした)。

 そんな武雄で行われている記念ですが、面白い場内イベントがあったようです。まだ買い目ごとに窓口が別れていた大昔に穴場のおばちゃんたちの間で歌われていた「武雄競輪の歌」が何十年かぶりに復活したとのこと。

 いや〜これいい歌ですね。場内の手拍子もなんだかあたたかくて田舎競輪のゆったりとした空気が伝わってきます。歌詞はこちらのブログにありました(参照)。

 復活した経緯がまた面白いのです。昔穴場のおばちゃんだった80歳のおばあさんから武雄競輪の歌のことを聞いた先程のブログ主の方が、この歌のことを調べていき、Facebookで友達申請した闘将佐々木昭彦(なんでも武雄競輪活性化委員会会長をつとめているとのこと)に繋ぎます。そして元選手の方が歌と演奏をすることになり、記念でのお披露目となったとのこと(経緯はこちらこちらを)。人情話がFacebookで繋がっていくのが武雄市らしいところです。ぜひ競輪にも熱心な武雄市長さんにもこの話をブログやFacebookで取り上げてもらいたいものです。

 武雄競輪の歌といえば、友川カズキさんの「夢のラップもういっちょう」にも武雄の描写が少し出てきますね。

 
 この描写からも田舎競輪ののんびりとした様子が伝わってきます。106点しか持ってない地元エース荒井崇博が2連勝なんかしちゃってるのもそれらしくていいですね。観音寺を失ったわたしにはうらやましい。なんだか地元に欲しくなる競輪場です。明日明後日天気が悪くなるようですが、楽しく打たせてもらいたいと思います。