高松共同通信社杯二日目

志智が打鐘で丸山を突っ張りペースが上がったが、外を中川が仕掛けて出切る。少し流して1コーナー発進。2センター早めに保文が踏むが、熊本ワンツー。
昨日と同じような展開だった中川だけれども、今度は力を出し切った。だいぶ涼しくなってきたけど保文の季節はまだのよう。*1

田中雅の打鐘先行。3番手は外小嶋、内吉岡で併走。ホームから小嶋が強引に叩き切る。吉岡の捲りは児玉の横まで。4角早めに踏んだ児玉が小嶋を差し切る。石毛は打鐘すぎに車体故障。
小嶋は田中を叩くのに相当脚を使っているので、児玉は差せないと困る。吉岡は児玉に合わされる形だったにしても、もう少し詰め寄ってもらいたかったところ。

武田の後ろはホームから加藤・晴智・神山の三車併走。アンコにされながら番手取り切った晴智はさすがだったが、1センター発進の石丸が捲り切る。この3番手に切り替えた内林もよい伸び。
武田は石丸のカマシを警戒したのか、打鐘で先頭に立った後も結構踏んでいた。石丸のトップスピードはさすが。航続距離はたいしたことないけど。

打鐘で佐々木を抑えた北日本勢を2センターから村上が一気にカマシて先制。佐々木・登志信の捲りはさっぱり出ず、結局村上のズブズブ。
登志信は逃げるつもりで結構踏んでいたけど、村上のカマシのタイミングが早かったこともあってあっさり出切られた。明日の準決勝も村上対登志信。


前半戦、出来が良かったのは、村上と石丸と金子真也。なぜかマゾヒスティックなまでに先手にこだわる関根幸夫36歳にも注意(明日は番手戦だけど)。高知から嫁の家族でも観に来ているのかな?
台風は本場からは逸れたが、ドル箱の中部・南関の場外が中止に追込まれ、売上げは平日の昨日にも及ばない25億弱。10億は損している。さらに、吉岡・神山・武田の脱落で興行的にも・・・。

*1:伊藤保文(京都71)は寒くなると人が変わったように強くなる

*2:サンポートとは、土建屋行政と田舎虚栄心のカタマリである、高松の新玄関口の名称。