大垣全日本選抜最終日

赤板、三宅達也以下西国勢の上昇を市田が突っ張りそのまま先行。ホームから三宅達也も踏み直すが出切れず。バック、神山の捲りに併せて加藤慎平が番手捲り快勝。神山後位から晴智が伸びる。
三宅達也は3.69→3.85に直前ギア変更。昨日はこのレースでもいっしょの三宅伸を背負ってイン粘りだったから、ギア変更で今日の突貫駆けは誰の目にも明白になってしまった。しかも大ギアだからとっさの反応ができない。防府で捲り一本の市田を間近で見てたから市田の突っ張りはないと思ったのだろうが、油断しすぎ。市田の突っ張りを読めなかったのは私もいっしょだけど。ここで三宅伸からの車券で資金を増やして決勝に臨むつもりだったのだが・・・。

佐藤慎と小嶋のスタート合戦は小嶋が勝ち、名古屋勢を前に迎え入れる。名古屋-その他中部-福島-近畿で周回。残り2周半で高城が上昇し、吉田と併走となるが、打鐘前2コーナーで吉田が引いて高城が誘導後位に収まる。吉田は3番手で伏見と併走。打鐘2センター小嶋のカマシは高城に見られて不発。3番手以下はもつれてバックでは大量落車発生。4コーナーから内林が力強く踏み込んで悲願の優勝。伏見は最終バックで吉田を押し込んだ罪で失格。
中部勢の作戦は、5人結束の突っ張り先行だったのかな。しかし、高城は度胸も脚も立派なもの。3番手で粘った吉田もある意味いい度胸しているが・・・。
99年の大垣全日本選抜決勝は、現場で観ていた。全盛期を迎えていた内林の捲りに期待したが、打鐘前の2コーナー、中バンクでラインの安福と接触して安福ともども車体故障。内林-安福にオナラが出るほど突っ込んでいた私とKくんは頭のネジが一本飛んで、30分後大垣駅前ロータリーの噴水の中で若い娘のようにパシャパシャはしゃいでいた。今回も内林と高城を中心に車券を買ったけど、山内(2着入線の伏見も)は買えず。
今日の内林の直線の伸びは、中を割ってきた山内、外から来た伏見を全く寄せ付けないスピード。まだまだ、内林のG1優勝車券を獲るチャンスはあるはずだ。



ものすごい勢いで最後吉田を差して落車再乗組で一番銭を拾った山田は、実は鎖骨骨折していたらしい。この貪欲さは何事においても見習わねば・・・。