広島記念最終日

所用で朝から高松。昼に少し時間が出来たので、歳末(得点)助け合いレースを買うべく競輪場へ。ゲートをくぐった瞬間に4Rの締め切りベルが鳴った。地元2車を背負った久富武の逃げイチ。点数上位ということもあり、久富の頭でかぶっている。後ろから攻めた久富は打鐘4角一気のカマシ。最終4角、番手の恩地が早めに交わしにいき、地元のワンツー。恩地は失格のおかげでS級の点数が大ピンチ。3番手の平坂もS級の点数に駄目押しが欲しいところだった。久富の逃げ切りスジは300円だったが、このズブズブは3000円付いていた。

5R、近畿勢の先頭と番手はS1の点数が微妙な感じ。3番手の谷も選抜の1着117点があればひょっとして来々期のS級が確保されるかも*1。加藤渉が東日本に競れば近畿有利なので近畿スジを全部買う。
レースは東日本勢に加藤-中谷が競り込みもつれたところを、北川がホームカマシ発進。谷は即千切れ、離れ気味ながらなんとか付いていった久米は佐藤悦の番手を守った佐藤博に捌かれておしまい。どれだけ気合い入ってても踏み出しで遅れたらあきまへん。帰宅。
明日からは松戸で歳末(特進)助け合いシリーズ。グランプリ資金のために、後で斡旋全選手の来期、来々期(これは推定だけど)の所属級班を調べておくことにしよう。*2

吉岡-小林/小嶋-十夢/石丸-佐々木健/武田-有坂-高原で周回
赤板前から武田が上昇するが、小嶋も併せて出て、小嶋が一旦誘導後位に収まる。武田が打鐘前に先行体勢を取ると、4番手は小嶋と吉岡で争う。最終ホーム石丸のカマシに併せて武田スパート。吉岡は結局立ち遅れる。石丸はいいスピードで捲り上げたが3角で売り切れ。石丸後位に切り替えて追込んできた小嶋、インを突っ込んできた十夢を振り切って武田が逃げ切り快勝。
武田は他線の仕掛けに関係なくホームストレッチ入り口から踏み出す印象だったけど、今回はホーム線まで流していた。「小嶋・吉岡相手に主導権を奪う」というんじゃなくて、すでに「小嶋・吉岡相手に逃げて勝つ」という意識のレース。武田の強さは、脚と志のバランスが高いレベルでうまく取れているところにあると思う。
石丸の捲りは一瞬出切るかと思ったけど、いつもより短い距離を踏んでいる武田は2センターに入ってもグングン加速していった。
吉岡は中段をチョロチョロ窺ったあげくに石丸のカマシに切り替えることもできず。時折強いレースをみせるけれども、負ける時の負け方が悪い。打鐘前後で位置取りに動いたときのほうが後方におかれてることが多いような気がする。

*1:帰宅後確認したら全然足らなかった

*2:分かっても絶対ここには書きません