玉野西王座戦三日目〜村上の番手戦

10R準決勝
金子のイン切りの上を稲垣率いる近畿勢が上昇し打鐘で先頭。そのままジワジワ踏んで行き、ホーム手前で全開。1センター、外併走の金子が捲ると、バック入り口から車間を切っていた村上も併せて出る。併走が続いて、3コーナーでは一丸もイン突っ込み大渋滞。挙句の果てに外の金子が押し込んで2センター大量落車。


村上のコメントは「稲垣と一緒に決勝」だったけど、このバンクでホーム手前から駆けた稲垣の気持ちを察していつでも出られるようにしていた。ダッシュで村上を上回る金子の捲りにも対応したが・・・。


今日は前拓ありがとうのあとはどうにもならず。5Rで止めとけばよかった。反省。準決勝は打たず。7Rで三宅達也が坂上相手に出切れなかったのが痛かった。その三宅は明日は久しぶりにギアを3.57まで下げる模様。
明日の6R
永井の番手に飛びつきを狙っているのか、バンクの重さに対応するためか。このレースも永井が押さえて駆ける構成だけど、九州勢の出方次第では後ろがもつれそうで、今度は逃げ切りまで考えないといけない。


明日はこのレースと8Rの村上のズブズブ関連と決勝戦を打つ。
決勝は佐々木則幸−小倉竜二加藤慎平−山内卓也−坂上樹大、稲垣裕之−高城信雄−吉永好宏、中川誠一郎


今日村上を引っ張りきれなかったことに号泣した稲垣が先行。加藤は「競りはインで引けなくなったときだけ」だそうで、中段キープからの捲りか。高城に番手を奪われたオトシマエをつけるべく稲垣後位に競り込むなんてことはないとは思うが。佐々木、中川は位置はこだわらないタイプゆえ、前後はともかく後方か。
となると、カギを握るのは加藤の仕掛けるタイミング。
(1)カマシはなかろうが、高城が対応できないほど早めに行けば佐々木や中川にもチャンスが出てくる。2角〜バック辺りで仕掛けて、高城が加藤に併せても、同様。
(2)3角付近からの捲り追込みならば高城や加藤番手の山内との勝負。佐々木・中川は勝負にならない。


よって、
佐々木=小倉 佐々木=中川 佐々木-山内 -----(1)
高城=加藤 加藤-山内 -----(2)
(2)は押さえに回して、(1)が本線。佐々木は今節目立った動きはないけれども、先月の小松島WJCで強烈なカマシ・捲りを連発したように、本来風バンクに強い。小倉も冬場強く、玉野記念制覇の実績も有。