猥雑で知的
最近よく聴いているのが
- アーティスト: 片山広明 with 渋さ知らズ
- 出版社/メーカー: Studio Wee
- 発売日: 2006/01/29
- メディア: CD
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http://www003.upp.so-net.ne.jp/korochan/with.html
世界一競輪場に居そうなサックス奏者*1片山広明の4年ぶりの新譜です。前作はピアノトリオをバックにリリカルさと演歌的情念とフリージャズが同居した美しい作品だったのですが、今回は渋さ知らズがバックということで、前作からリリカルさを引いてメチャクチャを足した感じで、えらいことになってます。
CDのオビには「猥雑で知的な一大レビューへ、ようこそ」と書いてありまして、おおこれは競輪に通じるものがあるではないかと思っておりましたら、解説書には片山さん自身が「混沌とオバカは、このアルバム全体のテーマ」と書いてらっしゃる。あれ?まあ、キチガイと天才は紙一重ですし、昔、ロバート・フリップも「知性を感じさせないのが本当の知性だ」と言ったとか言わないとかなので細かいことは気にしません。
ごちゃごちゃしていても理屈抜きに楽しめる音楽です。
各地でそれなりにメンバーそろったS級シリーズがてんこもりの今週末でしたが、なーんにも打ってません。千葉は決勝に金子と手島が乗ってきたら人気割れそうだし金子で勝負と思ってたのですが、今日の準決勝で金子は当日欠場、手島は落車。なんじゃそら。
防府決勝は意外なことにS級優勝のない86期両者のワンツーでした。三ツ石は昨年末に腰痛が出たということだったので大ギアダッシュ型にありがちな終わり方をするのかなと思ったら、和歌山記念準優勝、防府でS級初優勝と調子に乗ってるではないですか。
高松でもS級やってまして、こちらは渡部哲男と渡邉一成の二枚看板。明日の決勝は並び不明ながらも四国勢VS渡邉に若松がどこまで食い込むかといったところ。渡部は競輪祭で渡邉に2度こてんぱんにやられています。が、今回は前に池田を立てて二段駆け体勢ということならば、競輪祭二次予選で吉岡親分がやったのと同じことをすればいいわけですね。渡邉がカマシても、ダッシュがいいから後ろはどこか切れ目があるはずですし。
切れ目がどこかによって買い目が決まるわけですが、333に近い400でカマシ有利なため、渡部-渡邉は必要。あと、渡部から十文字、川口、地味ながらも香川の伝統的コジキである宮本は3番手でも。
*1:片山さんが競輪客というわけではないですよ。