競輪場とアフリカ


 

Congotronics

Congotronics


 昨晩買って、もう5回くらい聴きました。最高にジャンクでしかもワッショイワッショイなアフリカのグループです。どんなんかといいますとこんなん↓
http://www.youtube.com/watch?v=5U8_uDIZKwc


 函館で友定が井上にあっさりと捲られても金子スジファンドが1センターでガッチャンガッチャンと崩壊しても、これを聴けばへっちゃらです。…へっちゃらですってば!ぜんぜん余談ですが、自分が買ってないレースの大量落車をあれこれ非難するのはわたしはあんまり好かんです。
 

 アフリカの親指ピアノといえば普通はリリカルに鳴らされるものですが、このおっさんんたちは廃品を利用して作ったアンプに繋いでゆがみまくった音を出し、複数のパーカッションとともにポリリズミックに演奏します。とっても猥雑でよろしい。実に正統な猥雑さ。今は亡き西宮バックスタンドでの、アホ!・ボケ!・カス!・コジキ!のポリリズム大合唱を思い出します。西宮と言えば「このエチオピア!」の決め台詞を持ったヤジおじさんもいらっしゃいましたね。このヤジおじさんも競輪場の空気にどこかアフリカを感じていたのかもしれません。


  本についてのコラムの続きはまた明日。