埼玉新聞の競輪撤退特集

民間委託固める県 6市との条件闘争も 相次ぐ撤退─競輪の行方〔下〕


これまでの経緯と新たな取材による現状報告が詳細になされており、かなり読み応えがあります。お早めにどうぞ。気になった部分だけ少し。

単純な計算では、県の黒字から六市すべての赤字総額を差し引いても、まだプラス分が残る。撤退を決めた各市はこの点に着目した。

 

 にっちもさっちもいかなくなった段階で県といっしょに廃止して訴訟リスクもいっしょに背負うことを考えたら、今のうちに…といった感じでしょうか。

 

県幹部の一人はつぶやく。「さいたま市の相川市長が言う『責任ある撤退』の履行が埼玉の競輪の行方を左右する」


 四日市同様、こちらも年内が山場となりそうです。個人的には、前記の理由や現在の車券発売の構造的問題から、借り上げ施行者は銭払ってちゃっちゃと辞めるのが得策だと思います。もちろん、県が開催を引き受けるのが前提ですけど。


 ちなみにこちらは朝日神奈川版の、あんまり締まりの無い県内公営競技特集記事↓