高松WJC決勝戦


 小嶋敬二VS川島聖隆です。ちなみに地元の大将香川雄介は準優で金古将人のイン粘りの前にヒラヒラと飛びました。


 スポ根マンガのお約束でありますよね。主人公が怪我かなんかで動けなくて、主人公の親友のドンくさいデブが代わりに強大な敵と果敢に戦うお話。まさにそんな感じの決勝戦ですが、こういうときの川島のやることはひとつです。それは打鐘カマシ。誘導追い抜きラインを過ぎると同時にメイチです。この、戦法と言ってよいのかどうかもはばかられる作戦で、川島は吉岡や伏見など数々の強大な敵を一瞬だけ焦らせてきました。


 並びは分からないのですが、ここも打鐘メイチ。で、結局は奮戦むなしく捲られるわけですが、小嶋の後ろがもつれて小嶋1人で捲ってきちゃった場合、2着に恵まれるのは川島番手の吉岡篤志。吉岡のスイッチが間に合わず吉岡も切れちゃった場合、もし川島ラインに3番手がいればその選手が2着に恵まれ。さらにもし豪雨のため川島が千切っちゃったまんまの場合、川島ズブズブも。とまあ、この3点(川島ライン3車の場合ですが)が地元客の結論であります。