奈良競輪場:地元協力費を削減 利用者減で見直し、一部廃止

同競輪場は1950年に設立。利用客が出すごみや騒音などの影響があるとして、年間約5000万円の地元協力費を支払ってきた。

 内訳は、秋篠町自治会など56周辺自治会(08年度約4800万円)▽奈良市消防団平城分団(同約95万円)▽秋篠町子供会(同約18万円)▽JAならけん平城支店(同約46万円)など。設立当初からとみられるが、「詳しい記録は残っていない」(同競輪場)という。

 設立当初といえば競輪暗黒時代でもあり、同時に大いに儲かっていた時代でもあります。たぶんどんぶり勘定で適当に決めちゃったんでしょうけど、今の時代にはいろんな意味で見合わないですよね。奈良競輪の周辺地図を見ましたが、JAの支店なんて何百メートルも離れています。なんでそんなJAが銭取るんでしょうか。設立当時は田んぼが周りにいっぱいあったでしょうから、農協が銭せしめて百姓に分配するという話だったんでしょうか。ほんとのところはどうなっているかも調べたらいいと思います。

 記事にもありますように迷惑度は減っているでしょうし、競輪も儲かりまへん。地元協力費という名の迷惑料を払っていることで迷惑施設のイメージが喚起されるという面もあると思います。奈良に限らず全国的に見直せるところは見直してみてはどうでしょうか。それが新聞沙汰になってイメージが悪くなってはいけませんから穏便かつうまいことやる必要はあるでしょうけど。