メダリスト九州:熊本競輪場外車券売り場会社が破産

市によると、同社は熊本市を管理施行者として経済産業省から許可を受け08年8月、鹿屋市に450人収容の場外車券場「サテライトかのや」を開設、運営は東京の管理運営会社に委託していた。

市は売り上げのうち市主催のレースで4〜5%、その他のレースで1%の配分を受けていた。09年度(1月末まで)の売り上げは約5億5700万円。703万円が市の収益だった。

 別の記事(参照)によりますと

東京商工リサーチなどによりますと、鹿屋市大浦町の競輪の場外車券売り場「サテライトかのや」は、2008年8月にオープンし、年間15万人の利用とおよそ27億円の売り上げを見込んでいました。しかし、鹿屋市の運営会社「メダリスト九州」の資金計画に無理があったとみられ、取り引き業者への支払いが滞っていました。

 27億の年間売上げを見込んでおきながらあと2月を残しているとは言え約5億6000万円の売上とは、事業計画自体に無理があったとしか。オープン前年に武雄の場外であるサテライトきもつきが10km以内のご近所にオープンしていたのが痛かったのでしょう。肝付のほうの経営状況は分かりませんが、ひょっとしたら我慢比べみたいになってたのかもしれませんね。

 サテライト阪神も設置会社が倒産?のような話がありました(参照)。サテライト阪神の場合もサテライト大阪のオープンによる落ち込みが大きいのでしょう。なんだか競輪同志で足の引っ張り合いはよくないですよ。設置許可を出す経済産業省もちょっと考えて欲しいところです。