第50代競輪王&初代名人決定戦

 まずは競輪王から。

並び

北津留翼−(井上昌己・飯嶋則之)競り−小野俊之
山田裕仁−山内卓也−坂上樹大
山崎芳仁伏見俊昭

 初手は九州が1枠を活かした前受け。中部が真ん中で北が後ろと読みますよ。前を取って、押さえに来るのが遅ければ突っ張り、早めに来れば引いてカマシです。突っ張りなら井上イン競りであっさり勝てます。引いてカマシの踏み出し勝負でも3.92の飯嶋は不利。これも競りになりません。どちらかといえば突っ張りになるような気がします。今場所の北津留ならなかなか捲れませんから井上有利です。なにより売れてないのがよろしい。

 決勝戦は思いっきり抜きに行きますので井上-小野。これ大本線。外張りながら抜きに行けば小野の中割りも。小野-井上。山田中段捲り不発から山内が立ち回って、井上-山内。山田の抵抗長引けば山ちゃんだけ飛んでくるかも。山崎-井上は押さえ。


 そして時間的にはメインレースの川崎名人戦

インタビューより並びは

古見-松枝-田谷-香川
鈴木-小磯-コンコルド
倉岡-三好

 古見の逃げ一車。しかし去年まで長らくS級を張ってきた倉岡はさすがのスピードで連日2着ながらひとりだけ11秒台の捲りを連発しています。ここも8番手からスピードの違いを見せそうですが、鈴木や田谷に合わされる危険。合わせるなら田谷でしょうか。倉岡=田谷。昨日はじじいらしく差さなかった松枝も今日は差しに行きますよ。誰も倉岡に合わせたり飛びついたりできなければ倉岡-松枝。押さえは田谷-香川・松枝。まことに遺憾ながら三好は、昨日切れた同県の小松同様切れるでしょう。